さみしさを与えたい。

ときどき死ねばよかったのにって思う。その気持ちは半々で自分にそう思う時もあるし相手に対して思う時もある。たまにあのときなんで生きてたのかわからなくなる。学校で何かを言ったときそのことに対して共感をしてほしいと思ったことはない。生まれた時に持ったコンプレックスに対して好奇心で死んで見ようと思ったことはあるけど結果こうして生きている。毎日酸欠しながら生きている。出来損ないで醜いぼくのことを支えてくれる人がいる。でもときに死ねばよかったのにって思ってしまう。だから

冷たくなりたい。人に冷たくてそしてぼくを支えてくれる憧れの人にさみしさを与えたい。

 

 

 

あのとき忘れたあの人との縁はいつか夢になって消える。記憶の中にある思い出は懐かしで浄化される。きみがぼくを嫌いなっていく世界の中できみはぼくを忘れるのかな。星が降る夜の空の美しさを眺めていたい。そして寂しさを与えたい。